PANERAI(パネライ)の歴史 | セレクトショップ的視点のブログ [時計・鞄・靴]

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OFFICINE PANERAI(オフィチーネ パネライ)

最近、非常に人気・注目度が上がっている
『パネライ』。第二次世界大戦中のイタリア海軍の
特殊部隊用潜水時計をルーツとして生まれた、
大型のフェイスでお馴染みの時計です。

スイス・メイドではあるが、創作者はイタリア人の
ジュゼッペ・パネライ。ちょっと歴史を調べて
みました。

[パネライの歴史]
常識的な範囲や価値観を超えて、
ブランド・ストーリーに創作が加えられたり、
想像で歴史が語られることさえある、
今日の世界において、時計の分野で、
クラフトマンシップと専門家の技について初めて真実を語るべき者は、
この『オフィチーネ・パネライ』以外に考えられない。

(フランコ・コローニ『パネライの歴史』より抜粋)

パネライが創設されたのは1860年になります。
高度な精密機器の製造を専門とするメーカーとして
始まったパネライは、じきに時計や光学機器の分野で
いくつもの特許を得る様になりました。

また時計修理や改造を行う工房も設け、
ここで培われた専門知識を元にパネライは特殊な
レンズの制作も手がける様になりました。

さらに20世紀初頭からパネライはイタリア海軍との
協力関係も進展し軍用に精度調整されたクロノグラフ
懐中時計を納品するようになります。

パネライはその耐久性・視認性からイタリア海軍に
おいて、第一次世界大戦から第二次世界大戦をまたぎ
絶大な信頼が寄せられ、結果、パネライは1980年代末
までイタリア海軍において門外不出となる程の軍事機密
に属し1993年、初の民間用腕時計が開発されるまで
知る人ぞ知る時計だったのです。

[パネライ関連書籍]

著者: NoData
タイトル: ロレックス、フランク・ミュラー、パネライ3大ブランド腕時計大全 (’02Summer)